2009年 11月 18日
アルトゥロ・ウイとワークショップ |
・『アルトゥロ・ウイ』読書会
『アルトゥロ・ウイ』を読み込むために、友人を呼んでの読書会。既成の文学作品をやるときにはいつも協力してもらっている。ありがたい話だ。実際の歴史事実と比較しながら(といってもドイツの近代史に詳しい人間はいなかったが…)、それをどのようにブレヒトが置き換えていっていたのか、そしてそれのなにが面白いのか、ということを細かく見ていった。置き換えのさいにもっとも重要なのが、ブレヒトが「ギャングもの」というジャンルをどう捉えていたか、である。ドイツの進行形の政治状況を、シカゴに置き換え、ギャング物に仕立て上げたこの作品を読み解くために、「ギャングもの」の理解は欠かせない。アメリカ文学を専攻している先輩から、1930年代にアメリカで流行したハードボイルド小説について話を聞かせてもらった。大いに参考になりそうだ。とりあえず、ダシール・ハメット『マルタの鷹』を読んでみようと思う。あと、アル・カポネの自伝を読むのもよさそうだ。
・キャスト
徐々に三公演ともキャストが決まってきている。一緒に作品作りをするのが楽しみな方ばかりで、嬉しい。しかしながら、気を引き締めて決めていかないとならないところもまだまだある。ワークショップ・オーディションに応募してきてくれる人とうまく出会えればいいが。どうぞお気軽に応募していただければと思います。テキストをワークショップの実施日の前に郵送させていただき、そのテキストをもとにして、ワークショップを行います。
・本の延滞
このニュース、面白い。これ。図書館に本を返さないと汗。
『アルトゥロ・ウイ』を読み込むために、友人を呼んでの読書会。既成の文学作品をやるときにはいつも協力してもらっている。ありがたい話だ。実際の歴史事実と比較しながら(といってもドイツの近代史に詳しい人間はいなかったが…)、それをどのようにブレヒトが置き換えていっていたのか、そしてそれのなにが面白いのか、ということを細かく見ていった。置き換えのさいにもっとも重要なのが、ブレヒトが「ギャングもの」というジャンルをどう捉えていたか、である。ドイツの進行形の政治状況を、シカゴに置き換え、ギャング物に仕立て上げたこの作品を読み解くために、「ギャングもの」の理解は欠かせない。アメリカ文学を専攻している先輩から、1930年代にアメリカで流行したハードボイルド小説について話を聞かせてもらった。大いに参考になりそうだ。とりあえず、ダシール・ハメット『マルタの鷹』を読んでみようと思う。あと、アル・カポネの自伝を読むのもよさそうだ。
・キャスト
徐々に三公演ともキャストが決まってきている。一緒に作品作りをするのが楽しみな方ばかりで、嬉しい。しかしながら、気を引き締めて決めていかないとならないところもまだまだある。ワークショップ・オーディションに応募してきてくれる人とうまく出会えればいいが。どうぞお気軽に応募していただければと思います。テキストをワークショップの実施日の前に郵送させていただき、そのテキストをもとにして、ワークショップを行います。
・本の延滞
このニュース、面白い。これ。図書館に本を返さないと汗。
by torikoshi_anx
| 2009-11-18 00:22